病院歯科としての特徴
当院の歯科は主に入院患者様の診療を行なっております。
一般歯科治療(虫歯や歯周病など)はもちろん、入れ歯の作成や予防的な口腔ケアまで、病院の中で行えることが大きな特徴です。また、入院時に口腔内チェックを行い、病棟との口腔内情報の共有に努めています。
お見舞いに来られるご家族様の受診も可能です。
摂食嚥下の機能維持・向上のための取組み
慢性期医療においては、経口摂取が重要な要件となり、いつまでも口から食べるためには、摂食嚥下機能に対する正しい評価に基づきリハビリを行うことによって機能の維持向上を目指すばかりでなく、本人に合った食形態の提供や食事内容の変更を行う必要があります。
「いかに安全に経口摂取を維持できるか」を念頭に置き、他職種協働による経口摂取の安定を目指しています。
病棟での口腔ケア
歯科衛生士が定期的に病棟を回ることで、口腔ケアが必要な患者様に対して適切なケアを行うことができます。
また、それぞれの患者様の嚥下状態を把握することができます。
カンファレンス・勉強会の開催による他職種連携
入院患者様に対して適切なケアを選択するため、歯科医師、歯科衛生士6人で患者様の情報共有をし、機能回復に努めています。
また口腔ケアの重要性とケアの方法について、月1回看護職員、介護職員に対して講義を行い、他職種スタッフの知識・理解を深める活動をしています。